Natsuko Shindo

夏子コンサート「風車のように」Vol.23シアターVアカサカ、Oct.23, 2004

様々なミュージシャンが演奏、歌唱し、コンサートの閉めの曲として使われることが多いリベルタンゴがスタートの1曲でした。
前半パートには、前回に続き童謡と井上陽水が唄われ、後半パートは全てタンゴで、特にピアソラを満喫できました。
ステージの形はこれまでにないT型で、客席側に面して横に広がり、歌手と観客がより身近に感じられる形でした。
照明にも可也の工夫が施され、今回はそれにシャボン玉が加わりました。
毎年、金曜日に聴きに行くことが多かったのですが、今年は土曜日の夜に聴きましたが満員の盛況でした。
来春には、客席が50席もあるスタジオを開設するそうです。これからも、益々の活躍を祈っています。 

夏子コンサート「風車のように」Vol.22新橋ヤクルトホール、May29, 2004

今回の前半は、シャルル・アズナブールのシャンソンとアルゼンチンタンゴ、後半は井上陽水とアルゼンチン・タンゴでした。
選曲を見ても感じますが、新藤さんはタンゴが本当に好きで、
「石の世界」、「孤独の肖像」、「リナシェロ」を聴くと、唄いこんでいるのが良く解ります。
個人的にはアズナブールが好きですが、中でも「ラ・ボエム」は好きな1曲です。
今回のコンサートは、ドレスと照明がとても良くマッチして凄く綺麗なステージでした。
後半着ていた水色のドレスは初めてのような気がします。
演劇を志していたキヤリアで、語る唄は新藤さんに本当に良く合っていて、
今回の「思い出をみつめて」のような曲を増やせば、より味わい深いコンサートになると思います。 

夏子コンサート「風車のように」Vol.21シアターV赤坂、Oct.24/25, 2003

春の「ヤクルトホ−ル」と秋の「シアターV赤坂」で行われる「夏子コンサート」に通い始めてから6年位経っています。
ふとした縁で知って通い始めてから今年の秋ではや21回目のコンサートとなりました。
シャンソン、カンツォーネ、タンゴをレパートリーとしている新藤さんが、今回のコンサートで初めて日本の童謡を取り入れました。
童謡に合わせた白を基調とするコスチュームも非常に愛らしく、常に新境地を開拓しようとする積極的な姿勢には頭が下がります。
新藤さんが心酔しているアストル・ピアソラのリベルタンゴは、様々なミュージシャンによって演奏、歌唱されていますが、
それぞれのミュージシャンのアレンジによってエネルギッシュな曲はさらに個性を強めます。
「夏子コンサート」でタンゴを歌うときには必ず京谷弘司さんがバンドネオンを務め、
音楽的センスとその卓越した技量にはいつも感動させられています。


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